fc2ブログ

我田引水

足立区議会議員のボーナスが上がりました!
やったー!!


とは、素直に喜べませぬ。


今日の本会議で条例が可決されました。
賛成41人。
反対1人。

全ての政党、全議員が賛成の中、反対したのはへんみ圭二のみ。
1人だけ感覚がおかしいのでしょうか。


いまだアベノミクスの恩恵を受けていない区民が大多数。
消費税が上がり、国民健康保険料や給食費なども値上げしなくてはならない。
制度やサービスを維持するために、皆さんに負担増をお願いしなくてはならないのです。

そうした中で、区議会議員のボーナスアップ。
89,755円の増額です。
委員長など役職があると、さらに増額されます。

「お手盛り」
「我田引水」
こんな言葉が頭の中でグルグルと。


そして、思い浮かぶのは第16代天皇、仁徳天皇のお話。
仁徳天皇が高台から見渡されると、民家から炊事の煙が立ち上がっていない。
国民が苦しい生活をしていると気づかれ、税を免除。
そのため、仁徳天皇の着物や履物は破れ、宮殿は荒れ、雨漏りが酷くてもそのまま。
しばらく経ち、あちこちから炊事の煙が立ち上がっているのを見て、国民が豊かになったことを実感され、ようやく税を課して宮殿の修理をお許しになられた。
というお話が日本書紀に記されています。

もちろん、現代では税を一切免除することは不可能ですが、この話の肝は「国民が基である」ということ。

いま、足立区を見渡して、区民生活が豊かになったように見えるでしょうか。
豊かになっているのは極一部だけではないでしょうか。

デフレ脱却には、国民の所得を上げていかなくてなりません。
現政権も民間に給与を上げるように働きかけています。
しかし、議員の報酬アップは最後にすべきこと。
(国会議員は5月から月額26万円、年間421万円もの増額をしています。)
多くの区民が景気回復を実感できるようになった時に、区議会議員の報酬を議論すべきであり、今はそのタイミングではありません。

「綺麗事」
「パフォーマンス」
「一人で反対しても意味がない」
こんな声も聞こえてきます。
しかし、わざわざ辛い思いをしてまで無所属を貫いているのは、政党や組織の考えに振り回されるのではなく、自分の信念に基づいて正しいと思う道を歩んでいきたい。
そして、たった1人の反対であろうとも、意思表示をしなければ、それこそ「無所属を貫いている意味が無い」と思うのです。
スポンサーサイト



既得権益

「いくつかの限られた企業だけが区の仕事を独占し続けている。これを既得権益と言うのではないか」

と、昨日の区民委員会で発言しました。


足立区には、13の地域学習センターがあり、施設の管理運営を民間にお任せしています。
「官から民へ」の流れの中で生まれた指定管理者制度。
経費削減と民間同士の競争によるサービス向上が期待される制度です。

しかし、地域学習センターでは、いつもいつも同じ企業が指定されています。
中には、10年以上も同じ企業が指定されていることも。


この問題を議会で訴え続けてきました。

「特定の企業ばかりが指定され続けている」

「新規参入が全く無く、競争が生まれていない」

「応募をしてくる企業がたった1社のみということも多く、その1社ですんなりと決定してしまう」

「区内事業者の育成の為であるならば、特定の事業者ばかりではなく、多くの事業者の育成を目指すべきだ」


区の答えは、
「区民サービスには問題が無い」
というもの。

確かに、区民サービスが最も重要。

しかし、地域学習センターの指定管理者となっている企業は、区のプールや運動場の管理運営、学校の管理業務もおこなっていることが多いのです。
区との繋がりが長い特定の企業ばかりが、区の様々な仕事を請け負っている現状は異常。

以前、足立区のある管理職の方から、
「あまり首を突っ込んでも得は無いですよ」
と心配されてしまいました。

しかし、より多くの区内事業者の笑顔を作るべく、闘い続けます。

マーダーボール

あだちの2月は障害者スポーツ推進月間です。

ということで、区役所1階では車いすバスケットボールやゴールボールなどが展示されています。

障害者スポーツを扱った作品と言えば、車いすバスケットボールを描いた漫画の「リアル」が有名ですが、2005年に制作された映画の「マーダーボール」を思い出します。
格闘技のように激しくぶつかり合う車いすラグビーの選手を追いかけたドキュメンタリー。
公開当時、映画館で観て衝撃を受けました。

装甲車のように改造した車いすで試合中に大暴れしたかと思えば、日常生活では女性をナンパ。
筋骨隆々に鍛え上げられた体で、
「車いすだから殴らないのか?殴ってみろ。殴り返してやる。」
と凄む姿を見て、障害者スポーツに対する認識が変わりました。

当然ながら、競技者は一流アスリートであり、一般的なスポーツとまた別次元の激しさを持った観ていて面白い競技が障害者スポーツなのだと。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、オリンピックに負けないぐらいにショーアップをして、パラリンピックをエンターテインメントとしてもっともっと楽しめる環境づくりができればと思います。

あだちの2月は障害者スポーツ推進月間です

車いすバスケットボール

ゴールボール
プロフィール

逸見 圭二

Author:逸見 圭二
1981年1月20日生まれ。
チェリー幼稚園・東加平小学校・東綾瀬中学校へ通った生粋の地元っ子。小学校の6年間は綾瀬東町会の少年野球チーム「綾瀬ガッツ」で野球に熱中。
専修大学付属高校卒業。
家庭の諸事情により専修大学経済学部中退。
07年3月まで格付機関で働く。

2007年4月 初当選(26歳)
2011年5月 2期目当選(30歳)
2015年5月 3期目当選(34歳)

血液型:O型
趣味:R&Bなど洋楽の音楽鑑賞
   読書
   映画鑑賞
身長:178cm
体重:67kg

公式ホームページ↓
へんみ圭二 Official Web Site


ご意見・ご要望は、
こちら
までお願いします。

最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク