潜在意識に働く青の力

昨日、保塚地域学習センターでおこなわれた「安心・安全まちづくり」講演会へ参加してきました。
主催は足立区六町三丁目町会。
このブログでも何度か書いていますが、僕は政策のひとつに「青色防犯灯の設置」と掲げています。
主催の六町三丁目町会は、昨年11月に都内で初めて青色防犯灯を設置し、活発に防犯パトロール活動もおこなうなど区内でも防犯意識の高い町会の一つです。
講師は、色彩心理研究家の元永しずか先生。
・青色は、日本人が古くから最も好んできた色。
・ビジネスの世界でも効果的に赤と青を使い分けられていて、回転率を上げたい飲食店などは赤を基調に、ゆっくりと落ち着いてもらいたい店舗は青を基調にインテリアデザインをしている。
・人間は五感の中で視覚を一番使っている。(視覚83% 聴覚11% 身体感覚 6%)
・青い街灯は見えがよく人目につき、心理的にも落ち着くため、らくがき、喧嘩、ひったくりなどの防犯に特に有効。
・人は、無意識に必要な色を求める傾向=犯罪者は「青色」を求めず「リスクがある」と思わせる効果あり。
などなど、青色の効果についてお話を伺ってきました。
青色防犯灯は、ただ設置したからといって犯罪が少なくなるわけではありません。
しかし、日本で率先して青色防犯灯を設置した奈良県では、様々な防犯活動の一環として青色防犯灯を設置した結果、犯罪が30%も減少しました。
足立区は、東京23区で犯罪発生件数ワースト1位という現実があります。
汚名返上に向け、青色防犯灯の設置を更にすすめなくてはと改めて感じました。
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・六町三丁目町会 青色防犯灯点灯式 (http://henmikg.blog118.fc2.com/blog-entry-52.html)
・六町防犯パトロール隊に参加 (http://henmikg.blog118.fc2.com/blog-entry-75.html)